Q32

「未病」状態を解消するために、健康食品などは試してみる価値があるでしょうか? 

     A

一般的に考えられるいくつかの方法の中で、まず手軽い手段として、健康食品が思い当たります。 
これならば、ドラッグストアなどで簡単に手に入れることができます。
勿論、それでも良いでしょうが、「健康食品は食品であって医薬品ではない」と言う事実を解った上で試してみるべきでしょう。
「健康食品が効くのは十人に一人」
この言葉を良く覚えておいてください。
ここにAと言う健康食品があったとします。

もしAが全く身体に効かなければ、当然悪い評判がたって発売は中止されるでしょうが、十人に一人効く人がいれば、立派に商品として成り立つのです。
どのような健康食品でも身体のために良かれと思って作られたものですから、中にはそれに合う人もいるわけです。
人間にはいろいろな体質があります。
そのすべての人に合うような健康食品などありません。
5人に一人くらいの確率で有効ならば、医薬品として認可されるかもしれません。
十人に一人であっても、宣伝が上手であればその商品は採算ベースに合うようです。
効いた人だけを集めて体験談を書かせて本を出版したりもします。
もし、あなたが健康食品を買って、期待した効能が得られなくても、それは健康食品の責任ではありません。
単に体質が合わなかっただけです。
十種類試せば、一つくらい有効な健康食品があるかもしれません。
ただし法外な値段のものや、不自然に安価な商品は一応疑ってかかったほうが良いでしょう。
訪問販売や展示即売会などで購入してもけっこうですが、その商品の値段の中にはかなりの人件費が含まれていることも知っておいたほうが良いでしょう。

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