Q65

食肉類の安全性は大丈夫でしょうか?

     A

喫煙者には肉好きが多いと言われていますが、そのような嗜好になる必然的な理由があります。
現在販売されている肉類は毒性が強く、健康維持システムに多大な悪影響を与えているからです。
ブロイラーのひどい実態については一般の国民にも知られるようになりましたが、牛肉・豚肉も基本的にはブロイラーと大差ありません。
これらの家畜は狭い舎屋に密集して飼育されています。
土地が狭い国情もありますが、密集させることによって動物の動きを制約させ肥りやすくさせることも目的です。
このような飼育法では糞尿の管理が行き届かず不衛生になりがちです。
この問題は小まめに手入れをすればある程度は解消できるのですが、日本の畜産業の実態は老齢化が進行しており、人力に頼る作業は大きな制約を受けています。
したがって病気も発生しやすいのですが、抗生物質やサルファ剤を投与させることによって防止しています。
もちろん成長を早めるためのホルモン剤も与えます。
一方で、ブロイラーを中心に効率を追求した大資本による企業化も進行していますが、こちらのほうが安全かと言うと、どうやら逆で、省力化を押し進めた結果、更にひどい薬漬け飼育が行われているようです。
家畜に与えられる餌はほとんどが輸入飼料ですが、農薬の残留値は人間が食べる農産物の比ではありません。
効率的に肉を取ろうとすれば、餌のコストを下げたほうが有利で、必然的に質の悪い飼料を輸入することになるのです。
それによって生じる栄養不足は、ビタミン剤など添加物の与えることによって解決します。
農家で育てられた家畜はまだ人と接することで、屠殺されるまでに正常な意識を保ちますが、企業化された舎屋で薬漬けの飼育をされた家畜は、早い段階で脳が破壊されている可能性も考えられます。

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