Q66

加工肉の安全性はどうでしょうか?

     A

加工前の肉がこの調子ならば、それを加工した肉製品がどのようなしろものなのかを想像することは簡単ですが、一応説明をしておきましょう。
肉の中で一番利益の出る売り方は、肉そのものとして売ることです。
肉をあえて加工するのは、付加価値を付けてもうけようとしているためとも考えられますが、実際の企業の論理は、「とても素材のままでは売りものにならない部分を加工することによって売りさばこう」と言う方向で作用します。
勿論、それなりの値段の商品を買えば、最上の部分で作られた加工品を手に入れることができますが、それ以外のものは用心するに越したことはありません。
安い加工品はクズ肉や骨・内臓などで作られますが、それだけでは採算に合わないと混ぜものが加えられます。
別の種類の獣肉だったり、魚肉、大豆蛋白、ただのデンプン、グルテンだったりします。いくら混ぜものをしようが、素材だけでしたら一向にかまわないのですが、大かたの場合とてもそのままでは食べられた味ではなく、大量の添加物で色・味・感触・香りをごまかすことになります。
更に、さまざまな合成保存剤・防腐剤なども添加され、元の食肉に残留していた薬物を加えると、まさに毒薬のオンパレードと言った感じがします。
これらの加工食品を一番良く食べるのが子供です。
これらの加工食品は学校給食や、外食弁当・ファーストフード店のメニュー・更には冷凍食品としてお母さんの手作り弁当などにも重宝がられて使われています。
クズ肉も単に素材そのものとしては使われにくい部分程度の意味でしたら良いのですが、実際は毒性の多い部分であったり、まともな手段では売れないような肉であったりします。
利益を追求するあまり、倫理感が欠落するとそのような肉でも商品にしてしまうのです。また質の悪い肉の内臓は、肉の数倍の毒が残存することでも知られています。
このような内臓加工食品を買うこと自体自殺行為に等しいと思ってください。

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