No02 

精神の実態は電気か?

自分のことを「自分だ」と意識するものは、肉 体ではなくて自分の精神です。

「身体が自分そのものなのか、精神が自分そ のものなのか?」 と問えば、誰もが、「精神こ そ自分そのものだ」と答えるでしょう

ということは、「自分の本質は電気的波動であ る」と考えてよいことになります。

それでは、電気的波動を発生させている大脳 はどのようなあつかいになるのでしょうか?自 分である電気的波動は大脳の状態によって影 響を受けることは言うまでもありません。

こう考えると、「自分を発生させる根元は大脳 にある」と言えるような気がします。

しかし、大脳はあくまでも装置にすぎません。

「自分」はある程度大脳を支配下に置いてい ます。

「自分」は大脳に対して命令を行うことができ ます。

その命令によって、大脳の中で変化が生まれ 、その結果「自分」である波動も変化します。

「自分」を作っている波動が単純な1本の波線 でないことは明らかです。

大脳には感覚器を通してさまざまな情報が電 気信号として送られてきます。

当然、それらは大脳内で電気的波動という形 で飛び交います。

「自分」である波動は、それらの波動の中で必 要と思われる波動と同調することによって認 識を得ます。

必要な波動を「自分」の中に取り込み、不必要 になれば排除します。

ところが、排除された波動は、そのまま大脳外 に排出されるのではなく、「記憶」という形で脳 細胞内に保存されます。

「自分」は再び必要になった時、保存されてい た「記憶」を波動として取り込みます。

保存された「記憶」も波動の状態であることに は変わりはなく、エネルギーである以上、絶え ず外部に向かって放射を続けます。

脳細胞自体も、活動するためには絶えず放射 を続ける必要があります。

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