No06

宇宙も波動で構成される

「自分」の本質は波動であると述べましたが、 自分に限らず、宇宙のすべてのものは「波動」 でできています。

いまさらアインシュタインの「一般相対性理論」 を持ち出すまでもなく、物質とエネルギーとは 同じであり、エネルギーはいうまでもなく波動と いうことになります。

私たちが物質と思っているものも、その実態 は波動の一つの姿であるということです。

波動の運動量が少なく振幅が少なければ固 体の姿を取るし、振幅が増えるにしたがって液 体・気体・プラズマ体・放射線へと変化していき ます。

私たちが日ごろ何気なく座っている椅子や、手 に持っている陶製のカップ、その中に入ってい る紅茶などは紛れもない実体と思いこんでい ますが、実際のところはそれらはすべて「波」 にすぎません。

波の状態に応じて、波である自分自身がそれ ぞれを個体・液体・気体と思いこんでいるので す。

この状態を強いて視覚化させれば、この宇宙 の実体は放送終了後のテレビに映し出された ブラウン管の画像みたいなもので、ただバブル のような波動が浮かんでは消えしているだけ です。

「虚空を飛び交う電波を捕らえてテレビが画像 や音声を表現するように、自分である波動が 電波に同調することによって、情報の再処理 を行っている」 これが、私たちの世界の正し い姿なのです。

ただし、「精神」には外部に飛び交う波動を直 接処理する能力はありません。

「精神」は自身を取り巻く「肉体」という波動を 作って、いったんそこで外部の波動を変換させ なければなりません

肉体とはテレビ受像機みたいなものと考えて よさそうですが、なぜこのようなプロセスが必 要なのでしょうか?それは、物質の波動に対し て、精神の波動のほうがエネルギーが高いた めです。

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