No07
大脳は外部情報の増幅装置
人間の肉体の内で一番重要な部分は大脳皮 質ですが、肉体のその他の部分はこれをサポ
ートするために存在します。
直接的にサポートしているのは大脳のその他 の部分ですし、さらに大脳全体をサポートする
ために小脳や脳幹部があります。
肉体の使命は感覚器官を通して外部の情報 を大脳皮質に伝えることと、大脳皮質にエネ
ルギーを供給することにあります。
大脳皮質自体の機能は精密な増幅装置です 。
低いレベルで得られる外部の波動を「精神」が その波動に同調させ認識できるレベルに高め
なければなりません。
さらに、大脳皮質は「精神」の命令を肉体に伝 達できる状態にレベルを下げる機能も請け負
っています。
このようなことを書いても、実際に脳波を測定 してみると、高圧の波動など測定されません。
検出される脳波は微弱なものです。
このことから「精神」を構成している波動は、単 純な電波ではないことが予想されます。
電圧としては微細にしか測定されない。
なおかつ高エネルギーであるということは、エ ネルギーが量的に多いのではなく、質的に高
い状態であることが考えられます。
同じ1.5ボルトの電圧であっても、豆電球一つ を点灯させる場合もあれば、マイクロコンピュ
ーターを作動させることもできます。
豆電球内のニクロム線を通ってもエネルギー は消費されますが、シリコン内部の複雑な回
路を通っても同じエネルギーが使われます。
外部から得られる波動は比較的単純なものが 多いのですが、「精神」を構成する波動はきわ
めて精密です。
同調するためには複雑化の手続きが欠かせ ません。