No19
意識と無意識では価値判断が正反対である
それに対して、意識はこの逆の優先順位で判 断していきます
このランク付けは細分化することができます。
「自分・自分の肉体・子孫・家族・親族・友人・ 地域住民・民族・人種・哺乳類・脊椎動物・動
物・生物・地球・宇宙」 多くの人間はこのよう な優先順位で価値判断を行っています。
ただし、意識は学習によって影響を受けます から、近接しているグループが比較的簡単に
入れ換えられる可能性はあります。
「自分の肉体」よりも「子孫」を優先する人もい るでしょうし、「地域住民」よりも「民族」を優先
させる人がいるかもしれません。
「親族」よりも「友人」を優先する人も多いでし ょう。
このあたりは学習が介入する余地の多いとこ ろです。
相当量の学習の介入があれば、自分の親より も金魚のほうに価値を持つようになることも可
能です。
親からひどい仕打ちを受け続ければ、当然親 を憎むようになるでしょうし、その人の趣味が
金魚の飼育で、それに非常に情熱を傾けてい ればこのようなことも起こります。