No35

地球に宇宙人が影響を与えた可能性

生命現象は、地球で単独に発生した可能性は ほとんど無く、隕石によって微生物が送りこま れた可能性も期待できません。

考えられるのは「人為的に生命がもたらされ た」可能性だけです。

この場合拡大解釈して、「地球の近くに宇宙人 の植民星があり、それが何かの理由で爆発し 、その一部が地球まで飛来して、その隕石に 残っていた生命体が偶然地球の環境下で増 殖した」と考えてもかまいませんが、それより も、「宇宙人が地球に何らかの影響を与えた 結果生命が誕生した」と考えたほうが合理的 です。

「地球で生命が誕生した」という考えにこだわ ってもかまいませんが、それは奇跡が奇跡を 呼ぶような偶然の連続でないと起こりえない現 象です。

地球に生命現象が発生したのは40億年前とし ておきます。

地球生命を誕生させるために宇宙人が直接 地球に来訪する必要性はありません。

40億年前、現在の人類よりも1000万年以上 文明化の進んだ宇宙文明が存在していたなら ば、必然的に地球に影響を及ぼすことが可能 なのです。

地球に宇宙人の影響が及ぼした証拠などもち ろんありません。

現在の地球では6億年以上昔の生物の痕跡を 探すのは困難を極めます。

生物が発生してから30数億年くらいは微細な 単細胞生物だったからです。

その当時宇宙人が地球に何をしたのかは知 るよしもありません。

「40億年前の地層からは何も出ないじゃない か。

宇宙人が影響を与えたなどと言うのは嘘っぱ ちだ」
などと、短絡的に考えないでください。

現在の私たちの文明の形跡が40億年後まで 残っているかを考えればわかることです。

40億年どころか400年前の遺跡でさえほとんど 残っていないのが実態です。

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