No36
宇宙人が地球に生命現象をもたらした目的は 何か?
今日、40億年前に生命現象をもたらした宇宙 人が私たちの理解できるような状態で身近に
いないことは確かです。
いったい宇宙人は地球でどのようなことをした のでしょうか?
生命の進化史上初期の30数億年は単細胞生 物にとどまっていたことになります。
来訪した宇宙人が退化して単細胞生物になっ たとは考えにくいので、可能性としては、「意図
的に単細胞生物がまかれた」か、「彼らに付着 していた単細胞生物が勝手に増殖した」かの
どちらかでしょう
前者の場合、宇宙人は神にも似た精神の持ち 主であった可能性もありますが、後者の場合
は地球の人間程度の精神の持ち主でも大い にありえます。
簡単な話、いい加減にゴミを捨てていくだけで 充分です。
「現在の私たちは彼らの捨てたゴミに付着して いた細菌から進化した」と考えるのはあまり楽
しくはありませんが、現実的な発想です。
前者のような考えは、「どうして意図的に単細 胞生物をまく必要性があるのか?」という疑問
が残ります。
宇宙人が人間に近い発想の持ち主であったな らば、地球上での種まきと同じく、何らかの資
源を得るために生命をまいたとも考えられます 。
それならば、もう少し複雑な生命体を使ったほ うが効率よかったかもしれません。
「いやいや、原始的な環境のもとでは、高等生 物の生育は無理。
嫌気性の細菌以外生息できないではないか? 」
当然、このような反論が予想されますが、現在 のビニールハウスと同じく、彼らが必要とする
分の環境を人工的に作ることもできたはずで す。
現在の大気の組成になるまで30億年も手をか けるのはあまりにも効率が悪い感じがします。
次に考えられることは、「実験」です。
ある種の細菌を原始の海に放ち、繁殖過程を 調べるという内容です。
あるいは気長に進化の具合を研究していたの かもしれません。
彼らの時間感覚がどの程度だったのかはわ かりませんが、この説が本当ならばかなりの
観察期間を要したことと思われます。