No56

霊は遺伝子を持っている

地球生物の細胞内にある遺伝子は最初の生 命の段階から現在にいたるまでのすべての情 報をたくわえているといわれています。

このことは霊に進化した宇宙生命の遺伝子に ついても同じであると考えられます。

当然その遺伝情報の中には、素粒子を集合さ せて、肉体を作る情報も含まれています。

霊は宇宙に拡散され、遺伝子は宇宙のすべて の環境に対応しています。

遺伝子の届いた場所では、その場所に合った 生命が作られ、結果として宇宙中にあらゆる 発達段階の生命で満ちることになります。

この考え方を進めていくと、「原始の地球に、 まずこの環境に合った霊遺伝子の波動が届き 、その情報に基づいて最初の生命が誕生した 。

この生命が環境に変化を与え、さらにそれに 対応する霊遺伝子が、より進化した生命を発 生させた。

このように、環境が整うに従ってさまざまな霊 遺伝子が物質化し、最終的には現在の地球 上の生物相を作り出すようになった。

肉体が消滅すると、霊遺伝子は再び霊体波動 の形に戻って宇宙に帰っていく」このような仮 説も考えられます

霊遺伝子自体も、物質化現象をくり返すことに よって、より複雑に進化していく性質があるの でしょう。

「精神」は初期の段階では、肉体の消滅と共 に消滅したと思われます。

しかし、宇宙中に拡散し霊の形を獲得した段 階で、消滅することがなくなりました。

人間の精神も、肉体が消滅した後も霊という 波動に戻っていったん宇宙生命の1部に戻り ます。

そして、必要に応じて再び肉体化するのです。

精神が霊のよる独立体であるならば、脳の機 能は思考を必要とせず、肉体の情報を精神に 伝え精神の命令を肉体に伝えるための便宜を はかる装置であればよいことになります。

しかし、神経細胞間の情報のやりとりは電子 の流れであって、まだ素粒子レベルのエネル ギーです。

それをより細密なエネルギーに変換しなけれ ば霊に伝達されません。

そのための変換装置が「幽体」もしくは「アスト ラル体」といわれている状態です。

この状態は半物質状態で、素粒子と霊との中 間の波動を持っています。

肉体が消えても、幽体はしばらく霊を包んでい ると考えられます。

また、進化の段階では最初から幽体と霊だけ で作られている生命がいることも予想されます 。

「妖精」「精霊」などと呼ばれている存在です。

「幽霊」もこれに当てはまりますが、妖精などと 違って恒常的な生命状態ではありません。

心霊写真などという現象が起こるのも、幽体 が物質に反応している時に写されたものと考 えられます。

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