No57

地球生命の故郷

以上のような仮説を前提にすると、現在の人 間の「精神」は太古から地球ではぐくまれたも のと考える必要性はまったくなく、別の惑星で 進化していてもよいことになります。

「地球で環境が整備されたので、地球上で生 まれ変わるようになった」このように考えると ボノボやネアンデルタール人と親戚付き合いし なくても済みそうです。

彼らの「精神」は彼らなりに別の惑星で進化し ていたのかもしれないからです。

「ボノボも人間も別の惑星で霊性を伸ばしてい たが、現段階でもっともふさわしい環境が地球 上に出現したので地上に降りきた」

 ボノボと人間とは生活環境が異なりますが、 両者を満足させる環境が地球にはあります。

別の例で述べれば、霊は放送局から発信され る電波のようなもので、地球環境がテレビに相 当します

テレビは受信可能な電波を捕らえて映像や音 などに変換させますが、地球環境も物質化可 能な霊波を捕らえて生物を作り出します。

地球環境は惑星としての生理的変化や生命 の影響などで変化していきます。

この場合のチャンネル数は、地球上の全生物 数あることになります。

同じ種族ならば周波数も近いものと考えられ ます。

電波の発信源は放送局ですが、霊の発信源 は最古の宇宙霊です。

前章で推理した確率論的立場で考えると、こ の宇宙霊は一つとは限りません。

この宇宙霊は最初の状態から現在にいたるま でのすべての遺伝情報を持っています。

宇宙のすべての霊も遺伝情報のコピーを持っ ています。

コピーの容量はその霊の進化の度合いによっ て違ってくるでしょう。

その霊が物質化した場合、実際に物質化した 以上の遺伝子情報を潜在的に持っていると考 えられます。

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